●新作となるシングル『化学の新作』に付いているDVDは、去年秋の2マンツアー“ラブメイトTOUR”のファイナル、渋谷CLUB QUATTROでのライブ映像(全8曲)ですよね。
岩下:はい。
●そのDVDを観たんですけど、超カッコよかったです。以前と比べてパワー感が増してたというか、佇まいが侍みたいでした。侍に会ったことないけど。
岩下:音数を減らしたというか、「ビリビリビリビリーッ!!」みたいなモノを無くしました。
●え? なんですかそれ?
岩下:今までやってきたことはもちろん正解なんですけど、1曲に対する許容を超えてるんじゃないかと思ったんです。セットメニューに色々付けすぎてないか? と思ったんですよ。
●セットメニュー?
岩下:例えばハンバーグセットなら、ハンバーグが美味しくなるような付け合わせじゃないといけない。でも今まではハンバーグもあれば照り焼きチキンもあればエビフライもある。ハンバーグセットなのにミックスグリルのようになってたんじゃないかと。
●それはアレンジという部分だけじゃなく、曲を作るときの視点やライブについても?
岩下:はい。ファイナルのQUATTROのときは、ちょうど変わり目のときくらいじゃないですかね。
●その考え方が?
岩下:うん。“どうしようかな~?”って。それにあの日はムチャクチャ気合い入ってて。
●なんで気合い入ってたんですか?
岩下:“自分って何やろう?”みたいなことを考えてて。
●え? またそんな話?
岩下:そう、またそんな感じで「ウワ~ッ!」ってなってて。
●だって前回のインタビューで「2009年は人間的に“優しくなること”がテーマだ」とか「子供のころ引きこもってて結構“殻”があったけど、メンバーやスタッフがうまいこと剥がしてくれた」とか言ってたじゃないですか(笑)。だからてっきりそういう内向的な悩みは解消されたのかと。
岩下:いや、それがダメだったんです。
●それがダメだった?
岩下:後から考えてそう思うんですけど、メンバーとかに助けられた実感があってからは、優等生的なライブになっていたんです。でも、それ以前のライブは100点か0点のライブしよったなと。QUATTROの1本前、名古屋APOLLO THEATERのときにそう思ったんです。打ち上げしてるときにそういうことをずーっと思ってて。で、“QUATTROは100点か0点のライブをしよう!”と思って挑んだんです。だからメチャクチャ気合いが入ってた。結果的に、僕の中でQUATTROは100点のライブが出来たからよかったですけど。
●“優しさ”という名のぬるま湯に浸かっていたと。
岩下:そういう気がしたんですよ。プライベートでもみんなで鍋して騒いだりしてて。なんか“ギリギリ感”が足りなかった。もっとギリギリでいいんじゃないかと。
●岩下さんが考える最高のライブを表現するには、ストイックさというかハングリーさが必要だったと。
岩下:そうですね。ライブは余裕がなくてもいいやろうと。
●ギリギリ感を出すために何かしたんですか?
岩下:ひとりで居た。
●は?
岩下:ひとりで気持ちを追い込んで追い込んで。別にそれは“ライブに向けて自分を追い込む”という感じではなく、普段の生活から変えたんです。寂しいときも友達に電話しないとか。
●はぁ。
岩下:その甲斐あって、QUATTROではすごく手応えがありましたね。最初に音を出した瞬間から“これはいいライブになる”と思った。
岩下:はい。
●そのDVDを観たんですけど、超カッコよかったです。以前と比べてパワー感が増してたというか、佇まいが侍みたいでした。侍に会ったことないけど。
岩下:音数を減らしたというか、「ビリビリビリビリーッ!!」みたいなモノを無くしました。
●え? なんですかそれ?
岩下:今までやってきたことはもちろん正解なんですけど、1曲に対する許容を超えてるんじゃないかと思ったんです。セットメニューに色々付けすぎてないか? と思ったんですよ。
●セットメニュー?
岩下:例えばハンバーグセットなら、ハンバーグが美味しくなるような付け合わせじゃないといけない。でも今まではハンバーグもあれば照り焼きチキンもあればエビフライもある。ハンバーグセットなのにミックスグリルのようになってたんじゃないかと。
●それはアレンジという部分だけじゃなく、曲を作るときの視点やライブについても?
岩下:はい。ファイナルのQUATTROのときは、ちょうど変わり目のときくらいじゃないですかね。
●その考え方が?
岩下:うん。“どうしようかな~?”って。それにあの日はムチャクチャ気合い入ってて。
●なんで気合い入ってたんですか?
岩下:“自分って何やろう?”みたいなことを考えてて。
●え? またそんな話?
岩下:そう、またそんな感じで「ウワ~ッ!」ってなってて。
●だって前回のインタビューで「2009年は人間的に“優しくなること”がテーマだ」とか「子供のころ引きこもってて結構“殻”があったけど、メンバーやスタッフがうまいこと剥がしてくれた」とか言ってたじゃないですか(笑)。だからてっきりそういう内向的な悩みは解消されたのかと。
岩下:いや、それがダメだったんです。
●それがダメだった?
岩下:後から考えてそう思うんですけど、メンバーとかに助けられた実感があってからは、優等生的なライブになっていたんです。でも、それ以前のライブは100点か0点のライブしよったなと。QUATTROの1本前、名古屋APOLLO THEATERのときにそう思ったんです。打ち上げしてるときにそういうことをずーっと思ってて。で、“QUATTROは100点か0点のライブをしよう!”と思って挑んだんです。だからメチャクチャ気合いが入ってた。結果的に、僕の中でQUATTROは100点のライブが出来たからよかったですけど。
●“優しさ”という名のぬるま湯に浸かっていたと。
岩下:そういう気がしたんですよ。プライベートでもみんなで鍋して騒いだりしてて。なんか“ギリギリ感”が足りなかった。もっとギリギリでいいんじゃないかと。
●岩下さんが考える最高のライブを表現するには、ストイックさというかハングリーさが必要だったと。
岩下:そうですね。ライブは余裕がなくてもいいやろうと。
●ギリギリ感を出すために何かしたんですか?
岩下:ひとりで居た。
●は?
岩下:ひとりで気持ちを追い込んで追い込んで。別にそれは“ライブに向けて自分を追い込む”という感じではなく、普段の生活から変えたんです。寂しいときも友達に電話しないとか。
●はぁ。
岩下:その甲斐あって、QUATTROではすごく手応えがありましたね。最初に音を出した瞬間から“これはいいライブになる”と思った。